去年の12月に新たに発行が開始された「JCBカードS」。
既存のJCBカードWとどっちがお得なの?と思った人は多いのではないでしょうか?
この記事では
カードSとカードWの基本情報を比較するのはもちろん、どっちのカードを使えば良いのか?の結論も紹介します!
JCBカードWとJCBカードSの比較
下記の2点から2つのカードの比較を行います。
- 基本情報
- カードの特徴
基本情報
まず最初に、最新の情報を踏まえた上での各カードの基本情報を比較していきます。
各カードの基本情報としては次の表の通りです。
カードW | カードS | 一般カード | |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 初年度無料/以降1,375円 (無料条件あり) |
通常還元率 | 1% | 0.5% | ー |
年齢制限 | 入会時39歳以下のみ | ー | ー |
特別待遇 | ー | クラブオフ 各種割引 | ー |
ディスプレイ補填 | ー | 年間3万円 | 年間3万円 |
既存のカードとして、カードWと一般カードがあります。
カードWは年齢制限があり、一般カードは年会費が発生する等それぞれデメリットがある内容でした。
しかし、新登場したJCBカードSは、年会費が永年無料で年齢制限もなし!
JCB一般カードは2024年1月31日に新規発行受付が終了する為、
今後はカードS=一般カードが改善された上位互換の位置付けになります。
最近では年会費無料でありながら、便利な特典や通常還元率1%のポイント高還元カードも増えてきているため、一般カードの存在意義が薄れてきていました。
そんな中、基本性能を引き継いだ上で年会費無料のカードSは貴重な存在ですね!
②カードの特徴
続いて各カードの特徴を見ていきましょう。
結論としては、ポイント還元率については圧倒的にカードWが優勢です。
通常還元率
クレジットカードを利用することで得られる通常還元率は、カードWが1%で、カードSは0.5%。
カードWは、他社の年会費永年無料カードと比較しても高水準です。
通常還元率が高いと、普段の買い物をするだけでお得にポイントが貯まるため、カードを選ぶ時は最初に気にしておきたい項目。
年齢制限
カードWは入会時39歳以下のみという条件が付いているため、誰でも入れるカードではないことが特徴です。
年齢制限については、入会時のみの判定になるため、入会後40歳以上になっても継続して使えます。
一般カードが年会費ありのため、初めてクレジットカードを選ぶ若年層は、カードWがシンプルで使いやすいイメージでした。
その他の機能を削ぎ落して、通常ポイント還元に集約したカードのため、内容も分かりやすくてシンプルですね!
カードSにしか付いていない特典
まずカードSにはディスプレイ補償が年間3万円まで付いています。
ディスプレイ補償とは、スマートフォンのディスプレイが破損した時に、3万円まで補償してくれるというもの。
無料でスマートフォンの補償が受けれるのは嬉しいですね。
スマートフォンの料金をクレジットカードで支払う必要があることと、
自己負担金が1万円かかることだけ注意が必要です。
また、カードS最大の特徴が
特別優待として「クラブオフ」が付帯されています。
「クラブオフ」は国内外20万以上の施設で割引を受けられるサービスです。
グルメや映画、ショッピングや旅行等、普段の生活でも使えそうな場所が多数登録されています!
今まではJCBゴールドカードをはじめとした、JCBプレミアムカードでしか受けられない割引を、年会費無料のカードで貰えるのは大きなメリットと言えますね。
ここまでの情報をまとめると、
ポイント還元のカードW、その他特典重視のカードSという認識で大丈夫です。
JCBカードWとJCBカードSどっちがお得か
結論、ポイント還元率だけで言うと、カードWの方がお得です。
通常の還元率が、カードSに比べて2倍あるメリットは、簡単には覆らないでしょう。
そうなると、カードSは作る必要が無いカードなの?
と思われた人、ちょっとお待ちください!
大多数の人にはカードWがオススメですが、カードSの方が良い人がいます。
ここからはカードSを持つべき人の特徴をご紹介します。
JCBカードSがおすすめな人
結論、下の3つの特徴に魅力を感じる人はカードSがおすすめです。
- クラブオフの特別優待による割引
- 年齢制限がない
- スマートフォンのディスプレイ補償
最大の特徴で挙げたクラブオフの特別優待は、カード利用者本人だけでなく、友人や家族にも適用されます。
代表者として本人が申し込む必要がありますが、利用者全員に割引が受けられるのは嬉しいですね。
クラブオフの一例として、ピザーラの500円割引、イオンシネマの500円割引、ニトリやビックカメラの割引等々、普段使いしているお店が多ければ多いほどお得なサービスです。
年齢制限が無いことや家族で割引が受けられることを考えると
一番オススメな人は、「40歳以上のファミリー層」ですね!
カードWのように全てのお店でポイント高還元は無いですが、家族全員が割引を受けられることを考えるとお得になります。
更に年齢制限が無いことで、子供が大きくなってから加入したり、子供が生まれる前から加入したりとタイミングを選ばないことも安心でしょう。
スマートフォンのディスプレイ補償は、月額料金不要で付いてくる保険で、毎月の通信料をJCBカードで支払い設定することが条件です。
子供が小さい時は、目を離した隙にスマートフォンで遊んでしまい、画面を割ってしまうこともあるでしょう。
そんな時に備えて個別に補償を掛けるよりも、カードSに自動付帯される補償で賄う方が経済的にも安心です。
ここまでの情報をまとめると、
このようにオススメの人がくっきり分かれています!
この結論を見て、
つまり、ポイント還元を重視する人はカードSを作る必要は無いってこと?
と思われた方、少々お待ちください。
次に紹介するお得なキャンペーンの内容をみてから判断してみてはいかがでしょうか?
JCBカードで超お得なキャンペーンが開催中!
新登場したカードSが優遇される新規入会特典があるのをご存知でしょうか。
2024年3月31日までのキャンペーン期間中に、JCBカードに新規入会して、Amazonを利用すると、最大30,000円分のキャッシュバックが貰えちゃうんです!
キャッシュバックの上限はカード毎に分かれていて、カードWは10,000円ですが、カードSは15,000円!
カードSを発行するだけで、プラスで5,000円分金額が増えるのは凄いですよね。
初年度限定となりますが、0.5%の還元で5,000ポイントを得るためには、100万円のカード利用が必要。
つまり、年間100万円使わない人にとっては、カードWのポイント高還元を捨ててもカードSを発行した方がお得ということです。
元々、一般カードの代わりに新設されたカードSなので、初めてJCBカードを作る人にとってもオススメですね。
対象期間中に、Amazonで購入した金額の20%が、キャッシュバック対象となります。
kindle電子書籍など、一部対象にならないサービスもあるので、注意事項は必ず確認してください!
さらに! JCBカード新規入会の人には、カードの種類を問わないスマホ決済キャンペーンも開催中!
2024年3月31日までの期間中にApple Pay、Google Pay(TM)、My JCB Payの利用で最大3,000円のキャッシュバック。
こちらのキャンペーンも20%キャッシュバックなので、15,000円の支払いで最大の3,000円還元です。
例えば、カードSを新規入会して最大までキャッシュバックを受けると、
15,000円+3,000円で18,000円を受け取ることが可能!
長期的にみるとカードWのポイント還元が魅力的ですが、短期集中の場合はキャッシュバックを受け取れるカードSの方が、メリットが大きいです。
いずれにしても早めに新規入会して、キャッシュバックキャンペーンを最大金額まで受け取ってくださいね。
まとめ
本日はJCBカードの内、JCBカードS、JCBカードWの比較を行ないました。
それぞれのカードの特徴を簡単にまとめます。
カードW
✓基本的には一番お得なJCBカード。
✓通常還元率が1%
✓年会費が永年無料とシンプルで使いやすい性能。
✓39歳以下限定で発行可能。
カードS
✓年会費永年無料でクラブオフの特別優待を受けられる。
✓カード発行の年齢制限が無い
✓スマートフォンのディスプレイ補償が付いている。
カードWがオススメの人は、年齢39歳までの若年層、ポイント還元を重視する人はピッタリです。
カードSがオススメの人は、年齢40歳以上の人や、家族と一緒に使えるファミリー層。
期間限定ではありますが、初めてJCBカードを作る人は、カードSのキャッシュバックキャンペーンも魅力的ですね。
迷ったら、カードSを発行してキャッシュバックキャンペーンを貰い、
ポイント還元率で物足りない人は、2枚目にカードWを発行すれば隙が無いでしょう。
各カードの特徴を知った上で、どちらのカードが自分のライフスタイルに合っているか、検討してみてもらえると嬉しいです!
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